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  霊宝館


霊宝館の池
霊宝館の境内の小さな池。
カエルを追って蛇などが頻繁に出没します。
2005.8.8現在のオタマジャクシ
2005.8.8撮影
2005.8.18足がでてきました
おたまじゃくしの足が出てきました。2005.8.18撮影
2005.8.23カエルとなりました
2005.8.23撮影成長しました。

 モリアオガエルというカエルの仲間をご存じでしょうか?。自治体によっては「天然記念物」に指定されいる場合も少なくありませんが、高野町では指定されていません。
 霊宝館敷地内、収蔵施設である大宝蔵と小宝蔵の間に小さな池があります。職員でさえ滅多に近寄ることのない池ですが、毎年6月頃には決まって池の上方では木々の新緑に混じって白い泡の塊がいくつも見られます。
 実はこれはモリアオガエルの卵です。樹上に産卵するカエルは珍しいためかニュースなどで映像を見たことがある方も多いのではないでしょうか。ちなみにモリアオガエル=天然記念物というイメージがありますが、実際は天然記念物に指定されている地域も多い一方、実際には本州の大部分に生息しているようです。
 高野山では寺院の池や学校のプールにさえ見られるほどであり、私達にとっては最も身近でありふれたカエルではあります。
 霊宝館においては、平成14年より平成大宝蔵(収蔵庫)の新設に伴い、敷地内の木々を切り、山を切り崩したのですが心配をよそに次の年以降も変わらず産卵は続いています。初夏には白い塊もなくなり、代わりに池を覗き込むとオタマジャクシでいっぱいです。カエルに成長すると名前の通り森で生活するため姿は見られなくなりますが、遠くで鳴き声が聞こえたり、まれに館内の入り口まで出没することもあります。高野山のモリアオガエルは茶色の斑点が少なく、明るい黄緑色の背中が遠目にもよく目立ち、拝観に来られたお坊さんなどがかがみ込んで眺めている光景は高野山ならでは、という感がいたします。

モリアオガエルは元気に池へと帰って行きました 2006.6.19撮影
2005.8.4
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