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奥之院一の橋から中の橋へ至るまでの中間付近にまつられています。実はこのお地蔵さん、参詣人が奥之院へ何度お参りをしたかを数えているのだと言われてます。
よくテーマパークや展覧会場などで「あなたは、何万人目の入場者です!」とニュースなどで見ることがありますが、それと同じように「あなたは、何万人目の参詣者です!」といって、 参詣人数の節目に当たった人は、何か特別な御利益(ごりやく)が頂けるのかも知れません。
昔からの言い伝えでは、一心に弘法大師の御廟(ごびょう)にお参りする者には、生涯にわたって参詣数を記録し、死後や来世において福をもたらすのだそうです。
石造である数取地蔵尊が、ある時期にどういうわけか体が4つに砕けたことがあるというのです。そのまま長年放っておいたところ、いつしか地中に埋もれて見えなくなってしまったらしいのです。ところが、延宝年間(1673〜1681)の頃、大阪で塗師の仕事をしていた多左衛門(たざえもん)という人が、この地蔵尊の夢を見て、地中から砕けた地蔵尊を探し当て、現在のようにまつりなおしたということです。

「数取地蔵」と書かれています。高野山絵図より |