奥之院、中之橋を過ぎて、なだらかな坂(かくばん坂)を登った位置にまつられています。右の頬に2センチメートルほどの切り傷があるお地蔵さんです。 言い伝えでは、人の身代わりなって頬を切られているのだそうです。つまり私たちの苦しみや痛みを、すべて地蔵さんが代わって受け取ってくださっていると伝えられています。 地蔵尊には銘文があるそうで、永禄八年(1565)、土佐国幡多郡安並(現高知県中村市)の前和泉守太規道範・花谷妙春という人の三十二回忌の供養にと、英燿という人が建てたのだそうです。砂岩製。