よもやま記 > 有志八幡講と鎌八幡宮

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 1.有志八幡講と鎌八幡宮 
     (ゆうしはちまんこうとかまはちまんぐう)
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1.有志八幡講と鎌八幡宮 
2.有志八幡講十八箇院の名称
3.八幡神と弘法大師
4.鎌八幡宮と有志八幡講のご神体
5.熊手八幡宮の遷座
6.有志八幡講の宝物
7.鎌八幡神樹碑拓本 資料
有志八幡講と鎌八幡宮


阿弥陀聖衆来迎図部分 有志八幡講

 有志八幡講十八箇院
 高野山有志八幡講十八箇院は、高野山を代表する国宝絵画である阿弥陀聖衆来迎図や五大力菩薩像の所有寺院であることでその名が知られています。有志八幡講とはその名の通り、八幡神を尊崇する有志寺院が組織しているもので、古来は60ヶ院程だったようですが、江戸時代では行人方30ヶ院で巡寺八幡宮として営んでいました。さらに明治時代になって、統廃合や講を脱退する寺院もあり講院数は減少したようです。
 有志八幡講の講院の特徴は、行人(ぎょうにん)方と呼ばれた階層の寺院のみで構成されていることです。明治以前の高野山には、学侶(がくりょ)・行人・聖(ひじり)の高野三方(さんかた)と呼ばれる人的構成が存在しました。学侶方には、精義(せいぎ)明神、竪義(りゅうぎ)明神を当番寺院に奉送迎する「竪精(りっせい)明神奉送迎」や、それに続く「竪精」という行事があり、これは現在も続けられていますが、こうした学侶方の法義に対応するかたちで、有志八幡講が存在したとも考えられています。

有志八幡講寺院名
〜明治3年〜(30ヶ院)
  現在(19ヶ院)
大円院 20 金蔵院 大円院
東根院 21 宝積院 徳善院
五大院 22 実相院 正覚院(大円院中)
持宝院 23 地蔵院 五大院
赤松院 24 長福院 本王院
恵光院 25 成慶院 持宝院
本願院 26 醫王院 赤松院
西門院 27 正塔院 東根院
円満院 28 大明王院 恵光院
10 安養院 29 巴陵院 10 西門院
11 光輪院 30 成就院 11 円満院
12 本王院      12 安養院
13 正覚院      13 福智院
14 福智院      14 康徳院
15 康徳院      15 蓮華定院
16 蓮華定院      16 常喜院
17 真乗院      17 成慶院
18 徳善院       18 正塔院
19 常喜院      19 大明王院
順不同
現在の講院名については、『高野山事相小辞典』山口耕栄著を参照し、
また有志八幡講寺院より種々ご教示賜りました。

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2005.9.8
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