「高野山郷土いろはかるた」は、昭和9年(1934)、弘法大師御入定1100年御遠忌を記念して、当時の高野山尋常小学校の1.2年生が制作したものです。合計24枚の絵はがき各1枚に2句ずつを載せています。絵は高野山の名勝などを軽妙なタッチで描いたもので、竹村秋峰画伯の筆になります。 竹村秋峰は明治15年(1882)愛媛県で生まれ、菊池芳文の門下として活躍した画家として知られています。このかるたの絵を描くにあたっては、無邪気な童心を損なわないように注意したということです。