吉祥天とは

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吉祥天像 親王院

吉祥天像
親王院

 吉祥天(きちじょうてん)

 吉祥天は功徳天とも呼ばれ、一切の業障等の難を取り除き、財宝を得る功徳があるとされ、古来より人々から信仰されてきました。

 吉祥天の前身は、古代インド神話ではヴィシュヌ神(維持神)の妃とされている神です。

 仏教にいち早く取り入れられ、毘沙門天の妃とされ、福徳をつかさどる諸天の一尊として日本でも注目を集め、奈良時代には「吉祥悔過会」(きちじょうけかえ・吉祥天に日頃の罪を懺悔し、災いを払って福を願う)という法会の本尊として祀られたこともあり、国を上げての普及が行なわれ、全国的に広く信仰されたとも言われています。

 この信仰普及もあってか、吉祥天に対する信仰は途絶えることなく、国家的信仰から庶民信仰へと広がりを見せていったのです。

 吉祥天像は様々なものがありますが、日本の吉祥天像は中国の貴婦人の服装をした天女形が一般的です。

 

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